数学の幸せ物語   


清 史弘 著
ISBN978-4-7687-0347-2 / A5判 / 169頁 / 1,680円 /
分類 : 数学一般  在庫状況 : 有

「幸せ物語」とは,高校数学を学ぶ高校生,その高校生に数学を教える広い意味での教育者および教育関係者,および高校生の家族の方を対象にした「数学の書」であり,数学を題材にした「本格的な物語」でもあります。
この本の中で使われる「幸せ」とは,そのほとんどは自分が見えていない人に使われる「幸せ」です。
数学の学習者が「幸せな人」になってはいないかということを考えてもらうため,そして人によっては気がついてもらうために,そのような人が第3者の目線でどのように映っているかを描いてみました。
さらに,数学の学習者が物語内の人物達が注意されているのを見て,自分もまずいのではと 自分を見つめ直してもらうことも期待して描いてみました。

「幸せ物語」には「数学的な注意」の他,単なる要領ではない「数学の学習法」や,一般の数学の書あるいは受験本などでは得にくい情報も盛り込んであります。読者の皆さんは「幸せ物語」の舞台となっている幸福高校の生徒になったつもりで,この「幸せ物語」の中に入り込んでもらえると著者としては大変うれしく思います。(著者)


(内容)
第1話 伝統

第2話 予想と解答

第3話 火星に生物がいる確率

第4話 同じ表現だから

第5話 不等式が教えてくれたこと

第6話 図の怖さを知れ

第7話 立場をかえてみると

第8話 教育者の条件

第9話 幸一君の夢

『数学の幸せ物語』の「幸せ」とは、自分の現状が見えていない人を「幸せな人」と呼ぶときの「幸せ」です。

従来の参考書、数学書では伝えにくかった数学の学習における盲点などを楽しく、しかしながらしっかりと指摘することが本書 の役割です。

本書は小説の形を借りた数学の書ですが、この本を原作とした映画が制作され、 それをDVDに収めたものを近々展開していく予定です。映画版は本書よりも「大衆化」した部分もありますが、原作と平行して見ると十分に楽しめます。映画等 の詳細については本書のあとがきの中にありますのでご覧下さい。



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