ものづくりの数学のすすめ 技術革新をリードする現代数学活用法   


松谷茂樹 著 四六判/312頁 
定価(本体2,500 円+税)
ISBN978-4-7687-0464-6
数学一般 在庫あり
本書は大学生,企業や研究所などに勤務する技術者で「数学が必要かもしれない」と考えている人に向けたものです.書名にあるようにものづくり,つまり製造業に関わる人,特に,理学部数学科での数学の教育を受けていない人を想定して書いたものです.
 現場の技術はとても面白いのです.2000 年以降,日本のものづくりは勢いを落としたように感じますが,まだまだ素晴らしい力を持っています.いろいろ企業の現場に素晴らしい技術者がいますが,彼らは必ずしも評価されているとは限りません.年代も様々,男性もいれば,女性もいます.「ああ,凄いなぁ」と思える技術者が日夜,技術を磨いています.彼らがその技術を数学として表現できるようになれば,よりブラッシュアップでき,更に技術を共有できるようになると私は思っています.
 本書を読むことによって,一人でも多くの方に数学の可能性を理解してもらえることを願っています.(著者より)

第Ⅰ部 ものづくりの数学とは(産業構造改革における数学の役割)

  • 第1章 ものづくりの数学とは
  • 第2章 なぜ今ものづくりの数学なのか
  • 第Ⅱ部 現場でのものづくりの数学活用方法(実践編)

  • 第3章 ものづくりの数学 現場サイドから眺めてみると!
  • 第4章 現場の課題解決に数学を活用するための六ヶ条
  • 第5章 数学モデル構築のための七ヶ条
  • 第Ⅲ部 ものづくりの数学技術者への道(勉強方法編)

  • 第6章 理論技術者が理論技術者であり続けるための六ヶ条
  • 第7章 異分野の研究を理解するための七ヶ条
  • 第8章 現代数学を独学するための六ヶ条
  • 第Ⅳ部 付録


    Post a comment 0 コメント :

    本のお問合せ、購入等、こちらにご連絡ください。

    名前

    メール *

    メッセージ *