整数論周遊   


片山孝次 著
ISBN978-4-7687-0250-5
A5判 / 240頁 / 2,625円

この本は,整数論のいろいろな分野から話題を選んで,その考え方に重点を置いて解説したものである.
また,“こんなことがわからないなぁ”という問題意識をちらほら述べておいた.
読者対象としては,意欲ある高校生,大学初年級を念頭におかれている.
読者が“整数論はおもしろい”と実感できる書.

  1. メービウスの関数
  2. 数論的関数のつくる可換環
  3. 形式的べき級数
  4. 合同の考え
  5. 合同の世界をのぞく
  6. 因数分解をしよう
  7. 素数は無限にある
  8. ベルヌーイ数は欲張り
  9. 平方剰余
  10. ガウスの整数
  11. 不等式の整数解
  12. 連分数と2次の無理数
  13. フェルマの無限降下法
  14. ペル方程式
  15. x2+Ny2の形の数
  16. ゼータ関数の値
  17. L-関数の値
  18. すばらしいテータ関数


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