石谷茂 著
ISBN978-4-7687-0231-4
A5判 / 200頁 / 2,100円
旅に出て,いつも経験することであるが,はじめて足を踏み入れた町や部落のようすは,やみくもに歩き回ってもよく分からない.
ロープウェーやケーブルカーで,山頂にたどり着いたときの展望は,すばらしいの一言につきる.
自然の美しさはもちろん,地形が手にとるように見えるのが嬉しい.
数学でも,私は同様の経験に出会い,その度に大きな感動をおぼえた.
数学における,それはいわゆる心眼にうつし出される感動といったもので,心の奥底に残り不思議と忘れない同様の感動を高校の諸君にもとの念願を込めて,私はこの本を書いた.
(著者)
- 3巻
- 関数の代数的処理
- 現代における古典整数論
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