菅 民郎・藤越康祝 共著
A5判・255頁・定価3045円 ISBN 978-4-7687-0414-1
分類:統計 在庫:あり
数量化法は,アンケート調査などの質的データの分析に欠くことのできない手法です.1940年代後半から50年代にかけて林 知己夫氏により開発されてきた考え方は,現在でも実践的な数多くの場面で用いられます.
本書では,数量化2類にスポットをあてて解説します.統計学の初心者から上級者までが学べるように,構成を下記の5つ(第1部~第4部と付録)に分けました.
- 第1部
- 実務者のために,具体例に基づき数量化2類の結果の見方と活用方法を解説します.
- 第2部
- 初級学習者のために,数量化2類で用いられる基本解析手法の計算方法について解説します.
- 第3部
- 中級学習者のために,カテゴリースコアの計算方法,2類と回帰分析・判別分析との関係について解説します.
- 第4部
- 上級学習者のために,数量化2類のモデル式および検定に関する理論について解説します.
- 付録
- Excel利用者のために,Excel関数での行列計算や2類解放について解説します.
内容
- 第1部 (数量化2類とは,具体例に基づく2群数量化2類の解説,具体例に基づく多群数量化2類の解説,具体例に基づく拡張型数量化2類の解説),
- 第2部 (数量化2類に用いられる基本解析手法,追加情報の検定),
- 第3部 (数量化2類,拡張型数量化2類,数量化2類と回帰分析・判別分析の関係),
- 第4部 (数量化2類について,係数ベクトルについて,回帰アプローチ,追加情報の検定について,2つのアプローチに基づく検定統計量,モデル選択基準について,数値実験)
- 付 録 (ベクトルと行列,Excelでの行列計算,Excelでの2類解法)
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