—数学的思考の謎を解く—
河田直樹 著
四六判/ 246 頁 定価(本体1,800 円+税)
ISBN978-4-7687-0452-3
数学一般 在庫あり
数法則が主張するのは自然現象間の結びつきではなく、判断間の結びつきであ り、そして判断の中には自然法則も含まれるのである。 「eiπ=-1」という等式は、私たち人間の側の複雑多層な「判断間の結びつき」に よって得られたもので、フレーゲが語るように、ここには「自然 法則」 も含ま れているのである。 本書で「数学における思考のあり方」を再考していただきたい。それによって 数学というものに様々な意味で根源的感心を持ち、「数学は得意ではな いが、 数学が好きになった」という人が一人でも増えることを願っている。
内容
- 指数の拡張への序曲
- 数の拡張
- 指数の拡張
- 関数概念と多項式関数
- 指数・対数関数
- 三角関数
- ベクトルについて
- 虚数と四元数
- 関数の無限級数表示
- 数学的思考の検証
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