大沢健夫 著
A5判/268頁 定価(本体2,800円+税)
ISBN978-4-7687-0480-6
数学一般 在庫あり
本書は複素解析におけるレジェンドたちの群像劇を綴ったものです。コーシー・アーベル・ワイアシュトラス・リーマン・シュワルツ・ポアンカレ・ベルグマン・岡潔・小平邦彦・小林昭七・・・と,彼らの研究の動機とアイディアを時系列にたどりながら,現代複素解析に関連していく内容をわかりやすく解説します。
- 第1 章 無限大の無限性
- 第2 章 解析関数と収束ベキ級数
- 第3 章 指数関数と補間定理
- 第4 章 ワイアシュトラスの構想
- 第5 章 リーマンの視点
- 第6 章 積分路の開拓者
- 第7 章 その実体は幾何学
- 第8 章 三角形と鏡で作る関数
- 第9 章 古典的な,あまりに古典的な
- 第10 章 真の変数を求めて
- 第11 章 塔の見える風景
- 第12 章 複素世界の本尊たち
- 第13 章 ベルグマン核をめぐって
- 第14 章 再生核に映る幾何
- 第15 章 擬凸性と小平理論
- 第16 章 彼の来処を量る
- 第17 章 さよならは血しぶきのあとに
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