読んで楽しむ代数学   


加藤明史 著
ISBN978-4-7687-0376-2
A5判判 / 290頁 / 2,625円

本書は,2部構成である.
第Ⅰ部「代数学の話」は,群・環・体などのいわゆる代数系入門であるが,いたずらに抽象論を振り回さず,基本概念をじっくり説明する.
そして,このような代数的構造が,理念的にも歴史的にも,自然数→整数→有理数→実数→複素数という数概念の拡張と,どのように結びついて発展してきたかを明らかにする.
第Ⅰ部の後半では,以上の議論を踏まえて,代数的構造の典型的な例として,初等整数論をさまざまな応用と共に紹介する.
第Ⅱ部「代数学メニュー」は,代数学の基本定理を中心とする方程式への入門である.


  • 第Ⅰ部  代数学の話
  • 第1話  プロロ-グ
  • 第2話  集合とは何か
  • 第3話  数学的帰納法について
  • 第4話  代数的構造について
  • 第5話  結合律とカタラン数
  • 第6話  群表とクラインの四元数


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