石谷 茂 著
ISBN978-4-7687-0366-3
四六判 / 217頁 / 1,365円
数学は,例外を嫌うというが,定理や公式の成立条件を明確にしておかないと,意外なところで,特異例に遭遇して,進退きわまるものである.
これを盲点という.
盲点に泣くのは,学生のみではない.
教える教師も同類である.
誤りをおかさない人間は,いない.
しかし,誤りの中には,ついウッカリの誤りでなく,だれでも,やりそうな誤りもある.
そのような誤りは,数学の基礎的なところに多く,数学の本質につながっているものである.
本書は,もろもろの盲点を初等数学の中から拾い出し,解明を試みた.
目次
これを盲点という.
盲点に泣くのは,学生のみではない.
教える教師も同類である.
誤りをおかさない人間は,いない.
しかし,誤りの中には,ついウッカリの誤りでなく,だれでも,やりそうな誤りもある.
そのような誤りは,数学の基礎的なところに多く,数学の本質につながっているものである.
本書は,もろもろの盲点を初等数学の中から拾い出し,解明を試みた.
目次
- εに親しむ
- ε、δを楽しむ
- ε、δに泣く
- ε、δは不要か
- 極限の定義に盲点あり
- 2つの極限のドッキング
- 完備とはなにか
- 7つ道具でコンパクトへ
- 部分なら部分列か
- 区間とはなにか
- 開集合あれこれ
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