石谷 茂 著 B5判/170頁
定価(本体2,300円+税) ISBN978-4-7687-0472-1
代数学 在庫あり
群論の本は多いが,入門の部分というよりは入門の入門ともいうべきところを懇切に解説を試みた本は少ないように思う.
この本はそれを意図したのだが,群論の入門といえば群とはどういうもので,これだけの条件をみたせば群であると知ることが第1の目標である.第2の目標は,同型と準同型であろう.これは2つの群の類似性をみる重要な概念で,入門の入門としては最終目標とみられよう.本書も,そこで「あがり」とした。
この本はそれを意図したのだが,群論の入門といえば群とはどういうもので,これだけの条件をみたせば群であると知ることが第1の目標である.第2の目標は,同型と準同型であろう.これは2つの群の類似性をみる重要な概念で,入門の入門としては最終目標とみられよう.本書も,そこで「あがり」とした。
●内容
- 半群は半群にあらず
- 半群を構成的にみる
- 半群を構造的にみる
- 半群を変換で表現する
- 逆算から群の概念ヘ
- 群を構成的にみる
- 群の構造をくらべる
- 群を分解する
- 分解して商群を作る
- 群の応用 ---変換群
- 問題略解
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